アリュールにお越し下さるみなさま、ほんっとうにどなたもイキイキとお顔も体もシャープな方ばかりで
ご年齢を聞くと目が飛び出るほど驚いてしまいます。
みなさまの美に対する飽くなき追及には脱帽です。
ただ、お話を伺っていると、
・顎下にシワが寄っている
・運動したり、股関節周りを動かすと痛い
・気温の変化に耐えられない
などのようなお悩みを持っている方が増えているので
「もしかして、食事から摂る栄養が少ないことで、骨がもろく、血行不良ぎみなのではないか?」
お食事をしっかり召し上がられているかな?
栄養足りているかな?
と心配になることがあります。
骨と血液って、何か関係があるの?と思われる方も多いと思いますが
血液は骨の内部にある「骨髄」から造られているのです。
大事な脳を守る頭蓋骨と同じく、血液をつくる骨髄を守るために骨は強度がなくてはいけません。
骨には「破骨細胞」と「骨芽細胞」がいて、皮膚と同様、日々生まれ変わっているのです。
破骨細胞:古い骨を壊す
骨芽細胞:新しい骨をつくる
悲しいことに、40歳頃を境に加齢・ホルモンバランスの乱れで破骨細胞の方が多くなることで骨がもろくなります。破骨細胞と骨芽細胞って悪玉菌と善玉菌のようですね。適度なバランス数を保たないと、体の健康を保てなくなる・・・
骨密度が低い骨だと、血液もうまく造れなくなる。
また骨にも血液が流れていますが、骨が衰えていくにつれて周囲の軟骨が劣化するようになりると骨が壊死することもあるようです。30代以降から太腿の上端部発症することが多いと聞くと、恐ろしいですね。
また、骨ぐみがしっかりしていないと皮膚を支えることも、歩くこともできなくなっていくというわけです。
前回、ビタミンDの重要性を書きましたが、骨にはビタミンDだけではなく、その他にも下記の栄養素が必要になってきます。
◆カルシウム
◆ビタミンK
◆ビタミンB
◆たんぱく質
これらを摂取することで、ビタミンDが小腸にカルシウムを吸収しやすくしてくれたり、血中にカルシウムをとどめてくれるように促したり働いてくれるのです。
そのため、大昔に流行った1品ダイエットや糖質制限ダイエットなどは、長く続けることができないということですね。糖質制限は30前後くらいまではいいかもしれませんが、あとあとが大変かと思います。
たんぱく質、脂質、糖質は三大栄養素ですので適度に摂らないと逆に冷えやすい体になってしまいます。
食べること=悪という考えはもうおしまいです。
天候によって、野菜の高騰もあったりするのでなかなか食材も豊富に買えない・いつも同じ野菜、特売のレトルト、忙しくてコンビニの菓子パンをコーヒーで流し込む、コスパが良い小麦製品などをストック・・などしてしまうのもわかりますが、果たしてこれは未来の自分の体にとって良いものなのか・・・
体内に約100兆個いると言われている腸内フローラも、いろいろな栄養を摂り入れる、フローラの小さい子、大きい子が食べやすいように良く噛むことで豊かに増えていきますので、偏った食事では増えていきません。
※噂によると、レトルト、ファストフードが増えていくこの世の中、私たちが食べている食事は12種類くらいしか無いとも言われています。
お肌の外から栄養を与えるだけでいいのだろうか・・・
美容家として、アドバイスできることはないのか・・・(上からになってしまったらすみません)
お肌がピカピカ!パール肌になっていくと、どんどん人に会ったり毎日が楽しくなるのはわかるのですが、
元気な体が無ければ、大切な人と会って美味しいものを噛みしめることもできなくなってしまいます。
寝たきりなのに、お肌だけツルツル!というのでは、悲しすぎます。
エンビロン化粧品ももちろんお使い頂きたいのですが、日ごろの食生活も本当に重要ですので、
どうか栄養のあるものを摂取してほしいと願います。
これからもずっと、元気で美しいままアリュールへお越しいただき、素敵な女性であり続けて頂きたい。
これが我々スタッフ一同の一番の願いです。
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